トレーニングストレススコア(TSS)とは?計算式と目安
トレーニングストレススコア(TSS)は時間と相対強度から1回の負荷を推定します。計算式、rTSSとhrTSS、目安レンジ、FTP設定ミスで数値が膨らむ理由を説明します。
トレーニングストレススコア(TSS) は、1 回のワークアウトの負荷を 時間 と 相対強度 から推定します。バイクの基準は「FTP で約 1 時間 = 100 TSS」です。長いイージーと短いインターバルを同じ尺度で比べられます。
基本概念
FTP で 1 時間全力に近く走ると 100 TSS。
- 100 TSS: 1 時間 @ FTP
- 50 TSS: 1 時間イージー、または 30 分 @ FTP
- 150 TSS: かなりきついセッション
計算式
バイクの標準的な TSS は次の式で計算されます。
- : 運動時間(秒)
- : Normalized Power
- : Intensity Factor
- : Functional Threshold Power
本質的には 時間(時間単位) × IF² × 100 に近い考え方です。
主なバリエーション
| 指標 | 対象 | 主な入力 |
|---|---|---|
| TSS | バイクなど | パワー |
| hrTSS | 全スポーツ | 心拍 / TRIMP |
| rTSS | ラン | ペース / NGP |
| sTSS | スイム | スピード |
| tTSS | フォールバック | 時間と平均心拍など |
目安
| TSS | 疲労感 | 回復の目安 |
|---|---|---|
| < 150 | 低め | 翌日には戻りやすい |
| 150-300 | 中程度 | 翌日に疲労が残ることがある |
| 300-450 | 高い | 2 日以上残ることがある |
| > 450 | 非常に高い | 数日単位の回復が必要 |
注意点
- FTP が低すぎると TSS が過大になります。
- ランの 100 TSS とバイクの 100 TSS は、筋骨格への負担が同じとは限りません。
- 暑さ、睡眠不足、生活ストレスは TSS に直接含まれません。
よくある質問
TSSとは何ですか?
1 セッションのモデル化されたストレスです。時間と相対強度を一つの数にし、種類や長さが違うワークアウトを比べます。高いほど良い訓練ではありません。
TSSの計算方法は?
バイクは TSS =(秒 × NP × IF)/(FTP × 3600)× 100、つまり時間(時間)× IF² × 100 です。ランは NGP と閾値ペースの rTSS、心拍セッションは TRIMP 由来の hrTSS です。
1回あたりの目安は?
150 未満は翌日戻りやすい負荷、150–300 は疲労が残りやすく、300 超は多くのアマチュアにとって重い日です。異常に高い値は先に FTP を疑ってください。
次のステップ
- 計画内でトレーニング負荷を管理する
- インテンシティファクターで IF が TSS にどう効くかを見る
- アクティビティファイルからFTPを推定する
- AIコーチで負荷調整案を作る
Normalized Power (NP), Intensity Factor (IF), Training Stress Score (TSS) は Peaksware, LLC の登録商標です。