Trainingload.ai
指標PMC (Performance Manager Chart)

疲労(ATL)

Trainingload.ai が日々のトレーニング負荷から疲労(ATL)を算出する方法と、実際の疲労そのものと混同せずに推移を読む方法を解説します。

疲労(ATL)(Acute Training Load)は、日々のトレーニング負荷を素早く反映する指数平均です。直近の日ほど重みが大きいため、フィットネス(CTL)より速く変化します。Trainingload.ai の既定の時定数は 7 日です。

「疲労」は画面上で理解しやすくするための名称です。ATL が表すのはモデル化された直近負荷であり、生理的・主観的な疲労、回復、健康状態、適応を直接測定するものではありません。

ATL

データと計算式

Trainingload.ai は、各アクティビティについてパワー、心拍、ペース、セッション RPE などから優先設定に沿って負荷を 1 つ選びます。同日の複数アクティビティは daily_load に合算され、記録のない日は 0 として扱われます。

decay_ATL = exp(-1 / 7)
ATL_today = ATL_yesterday × decay_ATL + daily_load × (1 − decay_ATL)

既定値では decay_ATL ≈ 0.866878、当日負荷の重みは約 0.133122 です。「7 日」は単純な 7 日平均ではなく時定数です。日次負荷が一定値へ変わった場合、ATL は 1 時定数で変化の約 63.2%、3 時定数で約 95% まで追随します。

ATL は直近負荷が現在値を上回ると上昇し、休養・回復・テーパリングでは低下します。ただし、上昇しても「実際に疲れている」「負荷を吸収できていない」とは断定できません。

フィットネス(CTL)コンディション(TSB)、セッションの質、睡眠、痛み、体調、RPE、本人の感覚と一緒に見てください。

参考資料