指標PMC (Performance Manager Chart)
Acute:Chronic Workload Ratio (ACWR)
ACWR は直近負荷と長期ベースラインを比較し、負荷増加が急すぎないかを判断するための指標です。
Acute:Chronic Workload Ratio (ACWR)
ACWR は、「負荷を急に上げすぎていないか?」を見るための指標です。最近の負荷(acute)と、慣れている長期負荷(chronic)を比較します。
特にランニングのような衝撃の大きいスポーツで、負荷増加のリスクを確認するために使われます。
基本概念
Acute load
通常は直近 7 日 の平均負荷で、PMC の ATL に近い考え方です。
Chronic load
通常は直近 28-42 日 の平均負荷で、CTL に近い考え方です。
計算式
A:C = AcuteLoad / ChronicLoad ≈ ATL / CTL解釈
| A:C Ratio | 状態 | 意味 |
|---|---|---|
| < 0.8 | 低負荷 | ベースよりかなり低い。体力低下の可能性 |
| 0.8-1.3 | 安全寄り | 多くの場合、比較的扱いやすい範囲 |
| 1.3-1.5 | 警告 | 負荷上昇が速い |
| > 1.5 | 高リスク | 急増しすぎの可能性 |
実用アドバイス
- 平日少なく週末だけ大きく積むパターンに注意する。
- ケガ明けは chronic load が小さいため、少しの復帰でも比率が高くなります。
- 1.5 を目標にしない。耐性は個人差が大きいです。
参考
- TrainingPeaks Performance Manager
- Gabbett TJ. The training-injury prevention paradox. Br J Sports Med. 2016.